「会員相互の連携強化」と「周辺技術分野との融合促進」を通じターボ機械研究の進展とその産業応用に貢献する

一般社団法人 ターボ機械協会について
 設立主旨
 近年、ポンプ、水車、送風機、圧縮機、蒸気タービン、ガスタービン、風車などのいわゆるターボ機械の高速・小型化、高機能化が著しく、性能向上と同時に価格の低減も強く要求されています。これらの機械は作動機あるいは原動機として流体機械および熱機関の主流をなすもので、今後もますます発展が期待され、我が国における民生ならびに産業上基幹となる機械としてその重要性は一層増大するものと考えられます。
 このターボ機械の今後の飛躍的発展のためにはとくに若手技術者の養成および相互研鑽による技術の向上などが強く要望されます。ターボ機械に関する学問・技術の向上については、従来から日本機械学会が主体となって尽力してきましたが、同学会の組織が非常に膨大なものとなってきたため、特定の機械に関することがらについては専門の学・協会で扱い、機械学会はそれらの基礎的または総合的な事項、あるいは境界領域について扱うという方向のようです。したがってターボ機械に関する技術の向上および若手研究者・技術者の育成と交流については、むしろ専門の協会で木目細かく対処することが望ましいと考えられます。 なお、”ターボ機械学会“でなく、”ターボ機械協会“としたのはより自由に産学の交流を図るためであります。